“苦しみの幻想”
苦しみにあるうちは、その苦しみに執着しているかぎり、
どんな癒しも弾いてしまうことがあります。
苦しみもがき、もがき苦しみ、
とめどなく涙は流れ、それでも苦しい。
そうして、ある瞬間。
一条の光が差し込みます。
“幻想”だった。
あんなにももがき苦しんでいたことが、“幻想”だった。
幻想にしがみつこうとしても、幻想は掴めない。
必死にしがみつき、苦しみながらも、その苦しみにしがみつく。
“苦しみが幻想”であると、
ふとした瞬間に来る。
幻想から自由になって、
やっと深い呼吸ができるだろう。
愛と光と感謝をこめて