道徳的想像力
R.シュタイナーの言葉に、
「他者に対して、道徳的想像力で見る」があります。
今、目の前にいる人や家族を、普段見ている目で見ることから離れて、
その人を見る目を、
その人(子ども)本来の姿を見る目になるのです。
その人が良くなっていった先の姿を見てあげますと、ポジティブな眼差しになります。
自分のことをポジティブな眼差しで見てくれたら、その感じは伝わります。
ファンタジックに見るのですね。
同じように、自分にもそのような眼差しで見るようになりますと、自分を認めて褒めたくなります。
人は、他者と自分を較べると落ち込んだりしますが、自分を以前の自分と較べると自信がつきます。
自分自身のほんのちょっとの変化を見ることや、これから花咲いていく姿を想像してあげます。
すでに種として備わっている自分自身の花を、楽しみます。
そうして、自分を自分が認めると、感謝の気持ちになります。
何かをするとか、何かができたというよりも、瞬間瞬間が、内なる空間が愛と感謝の状態であること、平安であることでパワーを生み出しています。
存在そのものが“愛と光”であると、知ります。
外の世界で何かが引っかかることがあれば、自分自身の内側を観ることで、深い解放の鍵となります。
そのやり方は、セミナーやセッションで指導しています。
あるがままの自分を認め、その瞬間のパワーとひとつになります。
愛と光と感謝をこめて