narikimの日記

http://rainbowduowork.hatenablog.com 日記バージョン

何故、洗脳されるか

外面的に心の強い人が、何故、洗脳されるのでしょうか?

弱いからです。

心をコントロールされるほどの弱さがあるからです。

人生の土台を決定づける幼少期、そして14歳までの生命体ができる成長期に、

安心できる家庭、安全基地としての親に愛情をもって育てられたかどうか、それにより心の軸がぶれないのです。

ましてや、戦争体験や虐待体験があれば、土台そのものが崩れてしまうほどのことです。

暴力を見ただけでも、虐待体験になります。

支えのない心で社会を生き抜くのは至難の業です。

そして人々は、宗教や思想に身を置き、心の平安を得るのです。

しかし、頼りの“場”である人が、エゴの塊であったらどうでしょうか?

初めは、優しく親身になってくれます。そのうちに、信頼できると身の内の相談に乗ります。

何でもかんでも話して、心が楽になります。

そうこうするうちに、その人がなくてはならない大事な人になります。

やがてその人が、家族よりも大事になり、その人の言うことはなんでも信じます。

じわじわと知らず知らずに、その人に従います。

あとは車輪のように、その人の思うように、言われるままになっていきます。

そうして気付いたら、何もかもなくなっていたということです。

立派な大人が、このようになってしまうのです。

悲しいですね。悲劇です。

善良な市民が一生毎日毎日、汗水流して働き続けて貯えてきたものが失われてしまうのです。

人生の最初期の「愛着障害」が、人生全般に影響を及ぼしてしまいます。

それだけでなく、

エゴに支配されている人間同士の社会ですから、何が起きているかも知らずに生きているようなものです。

では、洗脳する側はどうでしょう。

エゴが肥大化して、自分が何をしているのか自覚がありません。波動が低くなってしまいました。

他者の善意を逆手にとって、我がものにして平然としていられるのです。

その根底には、恐怖や不安の無意識のエネルギーに支配されています。

それも苦しみです。

宇宙の法則は、人間のエゴを浄化するように仕組まれています。

自分が他者に向けた行為は、自分の身に還ってきます。

“今ここ”の意識に気づいて、エゴに支配されないあり方を身につけることは、容易ではありませんが、必須です。

お子さんがいる方は、お子さんの声に耳を傾けます。

愛と慈しみをこめて