関係性は変わらない②
日本社会では、母親とこどもの関係性でいる夫婦は意外に多いように思います。
お母さんとしての眼差しで見守り尽くすことが喜びとなる場合、その関係はある部分ではうまくいきます。しかし、どこか満たされずにいますので、無意識は心身の汚濁の痼をエネルギーにします。
はじめの関係性は、その後互いに浄化しても変わらないのです。形が変わるだけです。
ですから、浄化し成長した子どもは、母親の元を離れるかもしれませんし、子どものままであるかもしれません。対等な夫婦関係にはならないのです。
もし対等な夫婦でありたいと望み、その出会いを引き寄せたい場合、よほど意識的であることが肝心です。
「一を聞いて十を知る」その人の言動ひとつに全てが現れます。
「恋は盲目」で、「恋に落ちる」ので、見逃してしまうのです。
何十年経て、後悔することのないように、はじめが肝心です。
愛と慈しみをこめて