narikimの日記

http://rainbowduowork.hatenablog.com 日記バージョン

関係性は変わらない

人と人との出会いは、相手との関係性によって自分のありようを鏡に映し出してくれます。

自分の身近な関係でどのようなあり方であるかを自己観察してみますと、あるパターンに気づくと思います。そして、その関係性は案外変わっていないのではないでしょうか?

例えば親密な関係において、経済をどのようにシェアしているかは重要なポイントです。

パートナーになる以前の関係において、カフェ代を奢るとします。

それが何度か続きますと、その関係が深まり、恋人から夫婦の関係になっても、

一方が経済を支えるという関係を作ります。

それが当たり前になってしまいます。

嫁姑の関係では、最初期に“いい嫁”として頑張りますと、それが当たり前になります。

しかし、結婚生活で慣れてきて本音の自分が出てきますと、“いい嫁”であることが苦痛になります。

それで、頑張らないではしょりますと、相手からは怠けていると思われます。そして、関係性が困難になります。

初めが肝心で、初めから何もしないでいますと、相手には何もしない人と思われますので、期待しません。

うっかりすると、自分が望まない関係性になってしまいます。うっかりとは、無意識であるということです。何故なら、私たちは成長する過程で親のやり方を学んでいるからです。

潜在意識に親のソフトが入り、自動的に稼働してしまうのです。

自分が望む関係性がどのようなあり方なのかを、イメージしてみますと、感覚がついていけない感じがないでしょうか?自分にない感覚は、居心地悪い感じかもしれません。

もし、相手に尽くすことが喜びである関係なら、相手からは何も期待できないでしょう。それなのに、相手に与えられることを望んでも、受け取れない感じがあるのです。潜在意識に受け取れない感じがあると、そのような関係を作ります。

恋に落ちた関係で、自分の振る舞いがどのようであるかを客観的に観察することで、自分のありようを観ることができます。

また、自分の親がどのようなありようで生きてきたかを観ることによって、自分がどうありたいかを明確化できるようになります。

自分独りでは知り得ない自分のありようを、他者との関係により観ることができるのですね。

日々の生活が意識的になりますと、“今ここ”この瞬間が創造の瞬間であると感得するでしょう。

“今ここ”この瞬間に、ある状態は“気づき”の意識状態であり、無意識からのエゴの力から自由なスペースです。

愛と慈しみをこめて