高島野十郎の絵
東京に行く度に具合悪くなり、由布院に戻って静養するということを、この一年で7回も繰り返しています。
熱を出して寝込む度に浄化が起きていることではあるのだけれども。
そんな折に、親友の村山さんと電話で話しますと、
画家の高島野十郎の絵のことを話してくれました。
孤独から生まれた絵の一枚一枚に込められた思い、自然との対話、自分との対話がとても丁寧に感じられます。
私は病床に伏して、絵を描く感覚が甦るのを覚えました。
それは子供心の無心になる感覚かもしれません。
だんだんいろんなことが削ぎ落とされていく感じでいます。
こうして弱っているときに、ポッと灯りを灯すような会話をしてくれる友にありがたいと思っています。
そして、いつもながら階下の住人、口福屋さんにはお世話になっています。感謝します。
孤高の画家、高島野十郎の絵に共感するこの頃です。
愛と光と感謝をこめて