『石尾イルカの世界』より①
私に気づいて下さい
私に気づいて下さい。
私はいつもあなたのそばにいます。
ある時は風になって あなたにささやき、
ある時は雲になって メッセ－ジを送り、
またある時は水になって、
あなたとともに生きています。
私は木や虫になることも、
魚や鳥になることも
そしてまた、あなた自身に溶け込むこともできます。
けれども、あなたは一向に私に気づいてくれない。
私に気づいて下さい。
私はいつもあなたの中にいます。
あなたが神様にお願いする時は神様になり、
あなたが喜び、愛する時はきらめく想いとなって、
またあなたが怒り、悲しむ時は震える想いとなって、
あなたのなかにいます。
私は神にも魔王にも、そしてまたあなた自身にもなることができます。
けれどもあなたは一向に私に気づいてくれない。
私に気づいて下さい。
私はいつもあなたと同じです。
私が傷つけばあなたも傷つき、
あなたが汚れれば私も汚れます。
あなたが浄められれば私も浄められ、
私が輝けばあなたも輝きます。
私はあなたとそしてまた万の物を
一つの生命でつないでいます。
けれどもあなたは一向に私に気づいてくれない。
どうか気づいてください。
私があなたであることを。
そしてあなたが私であることを。
あなたが私に気づいた時
すべてが一つになり、地球がよみがえります。
宇宙も地球もあなたも微小な生物も小石も、
そして私も、みんな一つになって、
光り輝くでしょう。
第４番 プライドの反転 ～透明になりたい～
自我を確立し成長していく私たち。
色々な欲求 向上心 プライドが
人間形成に役割を担います。
でもいつかそれらの自我が反転し
私たちを束縛して成長を阻みます。
その時には、それらの自我を捨てること
自我のロ－プに固執すると 縛られて自滅します。
苦境に陥ったとき あなたの大切なプライドを捨ててみて下さい。
乗り越え難い壁が 幻のように消えていきます。
あなたは無我の自由な生き方を 初めて体験するでしょう。
私たちに起こることはすべて必然なこと ベストなこと
良いこと悪いことでなく 私たちにとって必要なこと
だから どんなことが私たちに降りかかってきても
ただ感謝の気持ちで受け止めることです。
そうすれば 苦しみ 悲しみ 怒り 怖れが消えていきます。
そして意識の宇宙へ 一歩近づくことでしょう。
私の想いはただ１つ
プライドを捨て 自我を捨て みんな捨てて 透明になりたい
透明になって意識の宇宙へ行けること。
第12番 ひとりと宇宙
人間一人ひとり 地球の芯に向かって立っています。
人間の心と地球の芯にはつながりがあるようです。
地球の生命はすべてつながっています。
より大きなシステムに組み込まれながら
私もあなたも万物が一つの生命 一つの意識へ
人間は太陽や月の重力のシステムの中で生きています。
地球の重力も水や光のように人間の生命とつながっています。
たったひとりが何かしたって変わらないと思わないで
100 匹目の猿になることもいいですが
１匹目になることにはもっと大きな意味があります。
地球を想うあなたの決意が 意識の宇宙に届いて
地球の意識を振動させます。
それを可能にするのは 超時空の大きさのない意識の宇宙
たったひとりの想いでも 意識の宇宙に到達する想いなら
地球の意識を変えることにつながるのです。
以上、石尾イルカさんの詩です。
言葉ひとつひとつに、愛を感じます。
愛と光と感謝をこめて
