色合い
毎日が晴れやかで、愛と喜びに溢れることを期待していると、
そうでない日は、何かピンときません。
しっとり降り続ける雨音に、張り詰めた緊張感が解れることも、
茶色くなった落ち葉が土褐色に溶け込む色合いに、心の落ち着きを覚えたり、
ときに昔の古傷で悲しみに覆い被さるときは、自然の色合いやトーンが織りなす美が同期され、味わい深く感じます。
色様々に織り成されていくありようを、“あるがまま”に観る、
そのように観る“意識”は、“静けさ”そのもの。
深まりゆく秋の美しさに、深い感謝を覚えます。
愛と光と感謝をこめて