選択
夢の実現に向けて、行動する。
何もしないことを選択する。
ただ、あるがままであることを体験する。
それらは、異なるようで、どれもが同じだと思っています。
奥深い叡智と意識が一致して、「ある」。
私は、この“体験” を舞台上で“舞う”瞬間に、感得します。
あらゆる未曾有の災害に見舞われた人々の、
国と国の権力争いに巻き込まれ、力無く息絶えていく幼児たちの、
散り散りに引き裂かれる魂たちの、
孤独であることが安全と思わされた魂たちの、
悔恨も悲しみも、蓋をされた怒りも、
大地は知っている。
流れゆく川の水も知っている。
頬を伝わり吹き抜けてゆく風も知っている。
大地の熱も、気流の熱も知っている。
心の温かさは、熱となり遠く離れた友の心を温め、
清らかな水の流れは、疲れた心を洗い清め、
大空を羽ばたいていく鳥たちの、翼を心地よく支え、交感し合う空気の精霊、
それらは、私の身体にも息づき、コミュニケーションしています。
“舞う”とは、地球の意識とひとつになり、“ゆらぎ”となる“光を生む”こと。
存在全体で“見届ける”こと。
それを育ててくれたのが、武久源造の音楽です。
“いのちの種”になるとは、
何かを実現することでもなければ、追い求めることでもなければ、憂うことでもなければ、
ただ、“あるがままである”と、
目覚めること。
闇の入る余地のない、光
ご観覧いただければ幸いです。
「私は、愛と光である」
愛と光と感謝をこめて