レインボーチルドレンの特質 ②
イギリスのアイリスちゃんが三歳で書き始めた絵です。
三歳になってもしゃべらないアイリスちゃんを、お母さまがお医者さまに相談されました。
自閉症、と診断されました。
普通の子と同じ学校に入れないと判断したお母さまは、その日からアイリスちゃんをじっくり観察しました。この子が好きなこと、興味を示すことを見つけようとしたのです。
ある時、母親の自分がボールペンで何気なく絵を描いた、その時です。
アイリスちゃんが、ものすごい好奇心で、そのペンを欲しがりました。
母親は、アイリスちゃんに絵筆を持たせました。
それ以来、飽くことなく描きました。誰も教えていない、見たこともない子が、セザンヌのような絵を描き出しました。
ある時、水彩絵の具が滴り落ち、とてもショックでそれ以来アイリスちゃんは描かなくなりました。
母親は、なぜか理解できなかったのです。そして、よくよく観察して思い出し、絵の具が滴り落ちることそれがとっても嫌だったことを思い出しました。
それからというもの、キャンバスは立てるのではなく、水平にしてあげました。
アイリスちゃんは、満足して、また描き始めました。
そして、今まで話さなかったアイリスちゃんは、4歳になり、普通のこと同じように言葉を話し始めたのです。
今では、世界中からアイリスちゃんの絵を求めて、アクセスされています。
その絵は、誰が観ても心が平安になり、癒され、心和みます。
どうぞ、皆さんのお子さんの好きなこと、見つけてあげてください。
どうぞご自分の好きなこと、好きだったこと、わくわくすること、見つけてください。
皆さまに、愛と祝福を送ります。