narikimの日記

http://rainbowduowork.hatenablog.com 日記バージョン

身体=潜在意識

ヴィパッサナー瞑想で、身体に生まれる感覚を、平静にあるがままに観ます。

それがエゴを溶かします。一瞬一瞬、感覚を観ること感じることに集中します。

深い瞑想状態では、深い潜在意識にある“心の汚濁”が感覚となって現れるときに、平静に観ることが困難であることが続く場合もあります。

10日間や20日間の集中した合宿コースですと、そのような深い潜在意識にあるエネルギーの痼りが現れますので、コースを終えた後のすっきり感はなんとも言えないのではないでしょうか。

日々の瞑想で、どうしても平静に向き合えないエネルギーが出てくる場合もあります。

ある方が、そのような瞑想中に起きる不快感や苦しみの感覚がありました。

それが何ヶ月にも及びました。

ある日、家族のひとりが抱えていた問題が解決解放したことを聞きました。

その後の瞑想で、毎回起きるあの感覚がピタッとなくなっていました。

身体からは、かつてないものが排泄して驚いたそうです。

顕在意識では、それほどに意識していなかったにもかかわらず、無意識の奥底では相当な苦しみになるほどに家族を心配していたということが、このことから知ったのでした。

現在進行形としての自分自身の気づいていない思いでした。そして、身体はその無意識の思いとひとつになって受け止めていたのです。

「今、どんな感じ? どんな気持ち?」

それが瞑想により、感覚となって知らせていたということでしょうか。

不安や心配から、病気になることがあるのを聞いていますが、家族のひとりの苦しみが同じ家族の潜在意識にエネルギーの痼りを作っていたのです。

ヴィパッサナー瞑想では、毎日お風呂に入って身体を洗うように、毎日心の洗濯としての瞑想をすると言われています。

日々の心のありようのあり方は、とてもとても奥深いのだと改めて思いました。

私たちが互いにつながっていることを感得し、自分の内側を平安であることに意識をとめることに目覚めます。

生きとし生けるものすべてが幸せでありますよう、お祈りします。

愛と慈しみをこめて