新たな顔になる
娘がハワイから帰ってきました。海焼けして真っ黒になって健康そのもの。
顔が変わってリフレッシュしたように見えます。
誰もが日本人と思ってなかったようです。どこかハワイアンの面立ち。
何か違うなと見ると、英語顔が蘇ったようです。
ニュージーランドで英語で育ったので、脳の半分は英語なんですね。それが日本にいるとほとんど使わないので眠っていたのが、
ハワイで英語を使い始めて蘇った、そんな感じがします。
私たちは同じところにいて同じことを繰り返し、同じ人間関係や社会環境にいますと、そこの顔になるように思います。
それはある意味、自分の一部であるのではないでしょうか?
日本人が外国に出て、英語を使いコミュニケーションすると、まるで別人のような感覚になるそうです。そしてそれがとても楽な感じがするそうです。
日本にいて日本語を使うのと、外国で英語を使うのとでは全く異なる自分体験をしているということですね。
こうして、肉体と共に生きている“自分”体験が人生であるかのようです。
本来の“私”は、顔を持たずに、変わらない“静けさ”そのもの。
地上に生きることのかけがえのない生命、「生きているだけで限りない価値がある」と思えます。
生きとし生けるものすべてが幸せでありますよう、お祈りします。
愛と慈しみをこめて