魂はひとつ
空の大気はひとつ。
私たち一人ひとりが呼吸する空気は、地球上のすべての人々とひとつ。
すべてのつながりはひとつ。
地球の意識と私たち一人ひとりの意識はひとつ。
生命界と私たちの生命はひとつ。
自分の体が痛むことが、家族のひとりが助けを求める心の叫びであることがあります。
同様に、生きとし生けるものすべてとつながっている私たちは、他者の痛みも喜びも、すでに分かち合っているということ。
「すべてはひとりのために、ひとりはすべてのために」この言葉は、そのまま受け取ります。
大いなる意識の源、すべてなるものの存在の根源は、生きとし生けるものすべてが集まり、すべてであり、
生きとし生けるものすべての生命は、どれひとつも欠けても存在し得ない、かけがえのない生命です。
自分ひとりの痛みは全体の痛みであり、全体の痛みは自分の痛みとなっているということです。
深遠なる世界のどこもかしこも自分であるという意識によって、祈りは捧げられます。
「生きとし生けるものすべてが幸福でありますように」
この意識に気づいていますと、どんなに許し難い相手にも、愛と許しの祈りを捧げます。
なぜなら意識はつながっているから。
一人ひとりの苦悩は、誰も知り得ないけれども、
自分が痛み苦しみにあるとき、地球上のすべてが痛み苦しんでいるのかもしれない。
すべてはつながっているから。
生きとし生けるものすべてが幸福でありますように
愛と慈しみをこめて