同じ星の同士
私の中(思考)で、同じ“星”から来ている“同士”がいます。
出会った瞬間からすでに知り合っていた感覚があり、遠く離れていても、永らく会わないでいても、それは変わりません。
たまに会うと、ほんの一瞬の会話で、“交流”が起きているのがわかります。それは大きな力となり、響き合うからです。
たとえば、水そのものは物理的に音を発しませんが、水が流れながら触れ合う岩や砂によって人間の耳に聴こえる水の音が発します。
空気そのものの音も、風が樹々の葉を揺すりますと風の音となり聴こえます。
春を告げる鶯は、大地が緩み、土の中を蠢く気配や、固い樹々の芽が破れる気配やらを一身に受けて、「ホーホケッキョ」とうたっているかのように聴こえます。
そんな感じで、久しぶりに“同士”との出会いは響き合うのですね。
それぞれは、その道の達人と言われていますが、観ていると一身に遊んでいるのですね。
鶯が、只々うたっているように、楽しんでいるのですね。
水が、流れていることを楽しんでいるように、あるがままであることを楽しんでいるのですね。
ここの大家さんは、自分の畑で採れた新鮮な野菜を販売しています。仲の良いご夫婦は、店番と畑を代わり番こになってますが、どちらも畑仕事が大好き。
今日はどちらが畑に行くか競争だそうです(笑)。畑にいるだけで気持ちがとてもいいのだそうです。大地との交流ですね。
スマホやネット、バーチャルな世界が氾濫する世界で、生な出会いが、これからますます大事になってくるでしょう。
“いまここ”の意識に気づくのは、感覚です。
愛と光と感謝をこめて