シュタイナー教育
いまここにある”あり方では、シュタイナー教育のことが思い浮かびます。
幼児に言葉がけするのに、名詞からではなく、形容詞で話します。
動物園に行って、「ライオンだよ」と話すのでなく
「大きいねぇ。ふさふさしているねぇ。」などのように。
それがどんな感じなのか、特徴付けているのです。
いまここの意識で、周囲を感じることができます。
幼児の意識は、真実の世界にあります。
この物質界に降りてくるプロセスを、周囲の人がこのように観て言葉がけするところから受け止めています。
およそ9歳まで、ゆっくりこの地に受肉します。
私は末の娘には、このように接していました。
言葉が遅かったので、このようなコミュニケーションが楽で、言っている自分もいい感じになりました。
3歳半になる頃には、すべて知っていたかのように何でも話し始めました。
そして、その子は12歳の時に、大人顔負けのファンタジー小説を書いたのです。
誰にも教わらないのに、言葉で微妙な気持ちや情景を表現することができていました。
いま思うと、シュタイナー教育のあり方は人間をスピリチュアルな存在として、一人ひとりの個性を大事に育てるという、奥深いメソッドだと思います。
そういう素晴らしいシュタイナー教育に関心を持っても、
まずは、両親が仲良く心通わせ温かい家庭であることは、最も大切なのです。
心通わせるとは、今の自分や相手の気持ちを感じることから始まります。
誰もがスマホを片手にする時代にあって、いまここの意識で生きることが遠のくことになるからこそ、日常生活を意識的になることは、とても大切だと思います。
大切な人との関係を、真実の愛で育て築いていきます。
愛と光と感謝をこめて