「宇宙カルマ」
私は、先生と呼ばれることがあっても、自分がその方の先生であるとは思っていません。
人間存在を今生でのみ観ているのではないからです。
例えば、シュタイナーが述べている例で、天文学者のケプラーの魂は、エジプト=カルデア期において、エジプト天文学の力を得ており、その力が開花するために、6千年を経たそうです。
実際、ケプラー自身もそう表現している記述があります。
そうして、宇宙全体がひとりの魂に働きかけ、人類の英知を昇華させているのだということだと思います。
DUOワークでは、その方が自らの過去生を思い出すことがあります。そうとしか思えないからです。それにより、今生の使命に目覚めた方もいます。
どれほど過酷な人生であったかは、本人にしかわかりませんが、内なる英知が導きます。それは、時空を超えて決意したことがあったからだと思います。
何千年の時を経て、ここにあることの貴重な人生です。
そういうことが、ダイアログやセッションをしていますと明らかに感じられるのです。
ですので、眼前で先生と呼んでいる、その方は、もしかしたら私の先生であったかもしれません。
こうして、その気づきの変容に立ち会えますこと、ありがたいと思っています。
私の元にいらした方々は、まさにそのような魂です。
マスターの魂だと思います。
愛と光と感謝をこめて