narikimの日記

http://rainbowduowork.hatenablog.com 日記バージョン

健脳食

久しぶりに、娘たちと一緒に過ごしていると、子育てしていた頃のことが蘇り思い出したことがあります。

「私はとびっきり頭が良くて健康そのもの」と自負している娘ですが、母親の私もそう思っていて、私が育児で、あることを徹底していたことももしかしたら関係あるかもしれないと思いました。

若くして出産し、まずどのように育てたらいいか知りたくなり、母乳をあげる間隔の合間に図書館に行って調べました。

十代後半は、ペスタロッチやルソー、その他の教育書、読み聞かせの児童書などを愛読していたので、0歳から育てることに喜びを感じていました。

しかし、育児書と呼ばれるものは、かえって読まなければ良かったと思うものばかりでした。それらは西洋の考え方によるものでした。自立した子供に育てるための指南書でありながら、とても愛情によって育てるあり方ではなかったからです。

私は自分で良いと思えたところだけを取り入れていました。

数々の書物の中で一番気に入って購入した本がありました。

森下敬一博士の自然食育児』です。

それまで、自然食という概念が私にはありませんでした。1981年の頃、東京でも数えるほどしか自然食品のお店がありませんでしたので、必死に探しました。

「玄米菜食育児」は、「血液は腸から造られる」ということで、きれいな血液になることを徹底しました。

三白の害として、白米、白砂糖、精製塩は一切摂らないで、厳選した調味料や無農薬有機農法の玄米菜食や、今流行のマクロビ料理をしました。

桜沢里真先生に玄米の炊き方を教わりました。

そして3歳までに、その子の一生を決める脳が出来上がるというくだりで、そのための「健脳食」を徹底しました。

黒胡麻ペーストをなめさせたり、黒豆など数十種類の雑穀を炒って粉にしたものを豆乳で混ぜて飲ませ、胡桃や松の実などのおやつと、玄米おにぎりを常に持ち歩き食べさせていました。

そのほか、なんとか酵素や、いわゆるサプリメントを粉にして飲ませていました。

若さ故に、相当なこだわりでしたが、娘はそれらすべてを当然のように喜んでいただいていました。

頭もいいはずだし、健康であるはずです。

3歳までは、三白は摂取していなかったと思います。

それと反対に、下の子供達は、野口整体で育てました。何が反対かというのは、やはり脳ができる最初の一年が最も大事な時期で、

濃縮された栄養を与えるために、動物食を徹底しました。赤ちゃんの胃袋は小さいので、少ない量で栄養を摂ることと、母乳そのものが動物食であるという考えでした。

0歳児で、ウニ、イクラ、鰻、バター、牛肉、卵の黄身、秋刀魚、鯵、などなど栄養価の高いものを、首が座った頃からどんどんあげました。

玄米菜食とは反対の健脳食でしたが、こちらのふたりも賢く健康に育ちました。

大人になっても、細胞は常に新しく生まれ変わっています。

私は今、韓国の済州島で、毎日新鮮で美味しいものばかりいただいているので、とても元気です。

韓国料理には、豊富な野菜とニンニク、生姜、胡麻油が欠かせません。白いご飯でも、吹き飛ばしてしまうくらいの生命力を食生活に覚えます。

何よりも、美味しくいただけることがありがたいです。

地球が与えてくれる食べ物に感謝していただきます。

愛と光と感謝をこめて