戦争の痛手❷
戦争は、いけない、絶対にいけない。
私が今までにセッションしてきて、ほとんどの人々の人生をネガティヴなエネルギーで覆っていたのは、
紛れもなく、戦争体験によるのである。
肩が苦しくて重い。
背中が重い。
シータで上昇しようとすると、どかっと重くなる。
原因不明の病気。
結婚ができない。
胸の苦しみが抜けない。
まだまだ、もっと多くの事例がある。
戦争に駆り出された人も、行かなかった人も、一様に、「罪悪感」を生涯持ち続けておられた。
罪悪感故に、「戦争トラウマ」と呼ばれる成仏できずにいる霊とともに過ごしている人々もいる。
ある方は、肺気腫で入院された。観ると、肺の気孔に無数の浮遊霊。かなりの時間を費やし、ひとつひとつ光に送った。
戦争に逝った友人たちへの罪悪感が拭えず、生涯口に出さなかったそうである。
愛と許しを送り、「罪悪感」を「許し」に変えて光に送った。
戦争で子を亡くした母親は、悲しみのあまり、怒り狂い、脳の病に倒れた。
その母親に育てられた他の子供たちにも、脳の病で引きこもった人生になった方がいる。
その孫は、不治の病にかかり寝たきりになった。
また、まだ子供である時に、父親を戦争で亡くされた方も多くいる。
父親を知らずに育つとは、
自分が結婚し、子供が生まれて父親になったときに、父親不在のトラウマが現れるのである
それは、強い悲しみである。
悲しみは深くなると、怒りに変わる。
その悲しみ、その怒りを、子供時代に誰にも出せなかったら、家庭を持ち、一番安心できる妻に出すのである。
抑圧された感情は、ものすごいエネルギーで、本人も抑えることができない。
妻への暴力は、それに遭遇した子供たちへの虐待でもある。
「男は泣いてはいけない。男は黙っていなければいけない」
人間は、悲しいときに泣き、嫌なことは話して聞いてもらうことで癒される。しかし、日本の多くの男性は、幼い頃から、男として感情の我慢を強いられてきた。
そこへもって、戦争である。
日本中が狂わされた。
まだまだ無数の成仏できないで苦しんだままの、ご先祖さまがいらっしゃる。その存在に気づいてほしくて、子供や孫に共にいることもある。
不幸の連鎖が止まぬ最中に、日本国憲法を改正しようとしている。
少数のエゴの欲望が肥大化している。
世界中で、「目覚めよ!」と呼びかけているのは、
誰の支配も及ばない、ひとりの内面の光こそ、真実の力であることに、
目覚めること、
それが、急務なのである。
愛と光は、あなたです。
愛と光と感謝をこめて
☆文中の事例は、共通の事例によるものです。