寄生虫と依存関係
「寄生虫は、あなたを殺します」ヴァイアナの言葉です。
一生涯、寄生虫を引き寄せ、共に生きていると、それは自分本来の人生ではないまま、死んだように生きるという意味です。
共依存関係から、自立していくには、よっぽど意識的にならないことには難しいと思います。
何故なら、依存関係になってしまうほどに、幼少期にひどい虐待やトラウマを抱えている場合があるからです。
そしてこれは、遺伝的な連鎖となっていることがよくあります。
ある意味、特別なことではなく、人類規模のありようだと思います。
「愛される」実感を持てないで成長すると、愛に対する異常なほどの執着を無意識に保持してしまい、そこから逃れることが困難になります。
そのため、パートナーに執着しますので、自分を犠牲にしても、その“愛”を保持しようと潜在意識が働きます。
そして、その人のために働き、養います。寄生虫的な人間を引き寄せるのです。
お互いに引き合っているので、共にいると幸福感がありますが、現実は、自立できないでいるので、相手を束縛し干渉し合います。
いつも不足感があり、それを満たそうと必死になるので、身も心もボロボロになっていきます。
これは一回のセッションでは、私は無理だと思います。
この場合、セッション後に現実の行動変容をチェックし、さらにまたセッションします。どれほど意識しても、潜在意識の深みにある“ビリーフ”である“痛み”を癒すには、何度も何度もワークします。
しかし、「奇跡は起きる」と信じ、真の意味で自分をまるごと好きになり慈しむことを何よりも何よりも大切にし“選択”する意志を持ちますと、
奇跡は起きます。
愛と光と感謝をこめて