リトリートのすすめ
スコットランドに「フィンドホーン」というスピリチュアルな共同体があります。
私は、2009年にここのプログラムを受けました。
いろんな種類がありますが、このアイオナ島でのリトリートプログラムが最後のプログラムでした。
そこでの体験が今も生きています。
何もしないというプログラムです。
ひとつだけ、夕食をみんなで作り食べるということをします。
後は自由。
ここにたどり着く前に、他のプログラムを共有したスコットランド人から、話を聞いてました。ものすごい風で吹き飛ばされるから気をつけるようにと。
冗談と思ってました。
でも本当でした。
こんな強風があるなんてありえない。なんで人々はこんな厳しいところに住んでいるんだろう。そう思いました。
それから一週間、何もせず過ごしました。
海やひなびた教会に散歩したり、ただただぼーっと馬や羊を眺めたりしてたと思います。
イアンという名前のファシリテーターがいました。
私は彼の話を聞くのが好きでした。
40代の一人暮らしのベルギーの女性は、いつも両親への怒りを出していました。
料理もとうとう一回も作りませんでした。
私は料理が好きなので、作らない人がいてもOKでした。
全面的に受け入れること、それだけでした。
彼女は、帰る間際もいつまでも私に手を降ってました。
その時は、シータヒーリングも知らなかったので、何もしてあげませんでした。
ただただ、自分自身があるがままになること、それに費やせた貴重な機会でした。
時折、あの時の空間を思い出します。
神聖で美しい空間でした。
イアンとの交流は大天使との交流のようでした。
それらが力になっています。
その後の私の旅は、そのようにあえて何もしない日々を過ごしてます。
それが今回のHvar島での滞在です。
何もしなことで、大きな恵を感じています。それは形ではないものです。
愛と光と感謝をこめて