あるセッションについて

今日は、セッションの一例を紹介します。

このセッションにおいても、さまざまな形のつながりを

感じることができました。

ニュージーランドにすむAさんに許可を得た上で掲載します。

社交的なAさんは、すぐに誰とでも友だちになれます。

しかし、友だちとの関係が長続きしません。

そのことを解決したいと思ってセッションにいらっしゃいました。

友だちと出会っている時は、楽しいのですが、

回を重ねると、段々、おっくうになってしまいます。

人間関係が深まるのをどこか恐れているようです。

Aさんは、家族に対しては、

ありのままの自分でいられるそうです。

Aさんにとって

一番落ち着く場所や人間関係が家なので、

あまりそこから出たくありません。

とても安心安全で楽だからです。

でも、家族が友達、

パートナーが親友になっているようで、

世界が、とても狭いように思え、

なんとかしたくなったそうです。

リーディングをすると、家族以外の人々を、

潜在意識で安全安全だと思えていないのが分かりました。

幼児期の環境、魂の成長期、遺伝的、

過去生や歴史的レベルの

すべてのレベルに、そのビリーフがありました。

ビリーフの根元を見つけるために、

途轍もなくはるかむかし、

初期の人類にまで遡りました。

ニュージーランドの古い歴史では、

戦うマオリ民族以前に、ワイタハという、

戦いの概念を全くもたない

コスモポリタンの民族が存在していたのですが、

Aさんの過去生がそこに連なっていました。

そこで、Aさんのあらゆるレベル、

過去生のもっとも最初のうちに経験し、

学んだやり方である、

「家族(ワイタハ)だけが、安心安全である」

というビリーフを解放し、その経験を終わらせました。

また同時に、そのようなビリーフを持つメリットとしての、

「一匹オオカミとして、自分の能力を高める」

というやり方も解放しました。

そしてさらに、新しい感覚感情である、

「誰とでも安心安全で、楽に関係が持てる」、

「孤立することなく、自分の能力を高めることができ、

他人とどのようにシェアし、楽しく関係を創る」を、

その方法とともにダウンロードしました。

そのエネルギー変容のプロセスは、

私には地球へ新しいエネルギーを届ける

プロセスのようにも感じられました。

Aさんから解放されたエネルギーが、

天上へ解放されていくと同時に、

ダウンロードした新しい感覚感情が

地球にも流れ浸透して行きました。

地球をアース(Earth)と英語で表現しますね。

電気機器などにアースを取り付けると、

それによってエネルギーが大地に流れますが、

シータヒーリング　によっても、

私たちの変容したエネルギーが、

すなわち愛に変容したエネルギーが、

地球に流れていくのです。

一つのビリーフを変換することで、

人と地球とのすばらしいエネルギー交流が

地球上に起きるということを、

見せていただきました。

シータヒーリングで、

心底、解放されて

本来の自分を取り戻しましょう。

金南里